製剤機LNP製造装置
プロセス開発・初期検討用卓上装置 Nano lab
卓上機で高度なスケーラビリティーを実現
特長
世界的なパンデミック以降、ワクチン/核酸開発スピードを上げるため、LNP(脂質ナノ粒子)に注目が集まっています。
GMP準拠のリポソーム/脂質ナノ粒子製造装置”Nano lab”は、LEON社が提供する最新のリアクター(Flexible-Reactor JET)とHarro Hoefliger社が提供する製造システムがコラボレーション、研究機“NANO lab”から量産機”NANO us”のスケールアップも容易で、LNP製造上の課題解決をサポートいたします。
【装置特徴】
・研究所、R&D部門向けの卓上装置
・モジュラー式ステンレスリアクター(Nano me、Nano usとの相互交換性あり)
・マイクロギアポンプ搭載
・6-500ml/分
【リアクター/Flexible-Reactor JET技術の特徴】
・特殊なリアクター構造により、目標粒子径へのアプローチが非常に容易で、短時間でデザインスペースの決定が可能
・コア/ジェット部分は多様なサイズ部品があり、製剤に合わせた最適構成を簡易な交換で自由設定できるモジュール式設計を採用
・モジュール式であるため、本機と同じリアクターを生産機へ同一パラメータのまま搭載可能、スケールアップも容易
・高乱流を発生させながらも、安定した混合プロセスを実現するジェット噴流原理採用
・ナノ粒子はスタート原料の高濃度化で生成可能で、後工程の処理時間を大幅に短縮することも可能
・粒径、粒度分布、カプセル化効率等の重要品質特性をそれぞれ重要品質パラメータでコントロール
仕様
ポンプ単体の流量 | 3-250 mL/分 |
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総流量 | 6-500 mL/分 (FRR 1:1の場合) |
定格圧力 | ≤ 40 bar |
装置寸法 | W450×D450×H600(mm) |
装置重量 | 25kg |